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その4 感動のゴールへ

その4 感動のゴールへ

 20km、1時間53分10秒、なんと5km26:21!
どうしちゃったの?気がまぎれてくると膝もどうにか持ちこたえてくれている。ところどころにある給水所(コース中14か所)で冷たい水を膝から足首にぶっかけながら走っているのが消炎に効果的なようです。かけた時はす~っと痛みが引いてくれる。そして沿道にもエアーサロンパスを持って応援してくれる人がいる。時々それを借用してぶっかける。こんな形でどうにか持ちこたえているようです。ありがたいですねえ。給水所にはアクエリアス、バナナにミカン、塩、黒糖が、そして施設エイドにはサロンパスやまんじゅう、お菓子、その他もろもろ差し出してくれる。ほんと頭が下がる思いです。宮崎のみなさんありがとう。お陰で完走できそうな感じがしてきました。
途中若者T君とすれ違った。「頑張れよ、生きて戻ってこいよ~」と声をかける。E君は5kmほどで見かけたがそのあとは見かけることがなかった。どこ走ってるんだろう?

 25km2時間22分6秒(5km28:56)。
もしかして4時間切れるんじゃあ…初のフルマラソンでサブフォー達成!なんて気持ちが頭をよぎるが、マラソンをなめちゃいけません。そんなに甘いもんじゃないよ。お前には今から苦しみを与えてあげようとマラソンの神様がお告げになっているような気がしてきた。そうです、徐々にマラソンの壁である30kmが近づいてきます。宮崎ICの登り坂はつらかった。橋のたもとでサロンパスを借りてブシュっと振りかけて乗り切る。このあたりはきつかった。しかしここで気力が消えたら多分だらだらと後退してしまうだろう。ここが踏ん張りどころ。ちょっと自分より速いペースの人を見つけて後ろに着かせてもらい風をよけコバンザメ走法で走る。

 30km、2時間53分10秒(5km31:04)
トイレに寄ったせいもあったがペースが落ちてきたのは事実です。水をかけても痛みが引かなくなってきた膝。ちょっとペースを落とそう…というより勝手に落ちてきた。運動公園が見えてきた。32kmあたりです。最低限の目標、リタイヤするならここと決めていたスタート地点にたどり着いた。さあ、どうする?膝は?まだ走れないほどではない。気力はまだたっぷりある。上半身は問題ない。膝さえ持ちこたえればゴールはできそうだ。ちらっとスタート方面を眺めながら「よし、目標は完走だ!」とリタイヤの文字を頭から消し去る。こうなったら這ってでもゴールを目指すぞ~。
 
 残り10kmは海を眺めながらの素敵なコースです。青島、太平洋を眺めながらのトロピカルロード。このあたりになると歩き始めている人も多い。我輩はまだ歩いていません。速度は落ちたとはいえまだ走っている。このあたりから右足首に異変が起きた。少し走りづらい。でもこの足首は少々無理をしても大丈夫だとわかっている。無理をすると必ずこうなるのだ。40年ほど前に複雑骨折した右足首。痛くなるのは自業自得です。心配はやはり膝です。そしてふくらはぎあたりもパンパンになってきたところで、35km付近に救護所があった。みんなエアーサロンパスをぶっかけている。しかし、サロンパスは品切れとのこと。いま救護隊がこちらに持参している最中だって…。お姉さんが「今準備中です。すみませ~ん」と頭を垂れる。いえいえ誤ってもらうなんてこちらこそ申し訳ありません。「もう入っていないんです。」といって先に使っていた人が申し訳なさそうに手渡してくれた。プッシュ…それでも気力で押すととシュワシュワっと少~しは出てきた。それも束の間、あとはどう頑張って押しても何も出てきません。でも気分は少し楽になった。

 35km、3時間25分16秒(5km32:06)
いよいよこれから先はマラソンの本当の苦しみを味わうことができる。楽しみだなあ…なんて負け惜しみ。でも昨日自転車で走った時祈った青島の入り口まで辿り着いた。そして37kmの表示にも出会えた。なんか感動。子供たちの叩く太鼓の音が最後の元気を振り絞ってくれた。気持ちよいトロピカルロード、昨日と違って爽やかな涼しい風。なんとか行けそうだ。と思った直後、マラソンの神様が試練を与えてくださった。左足首裏土踏まずに痛みが走る。この痛みは今まで経験がない。どうなったんだろう。そしてこのあたりから右の腰に違和感が出てきた。そう言えば昨日まで腰にコルセットしていたのだ。調子いいのでで忘れていた(^_^;)太膝も固まってきていたので止まってストレッチ。一休みしたので、2kmを17分もかかってしまった。今日最大のピンチ。しかし根性で歩くことはしない。走り続けるのだ。ゴールは近い!この先は土踏まずの痛みの方が気になって膝の痛みはどこかにいった感じ。先ほど立ち寄った救護所、サロンパスは届いていた。これが最後、先ほどのお姉さんが笑顔で、「あとゴールまで少しですよ。どうぞ」と差し出してくれた。ありがとうございます。足首、そして靴を脱いで足裏にかける。

 40km、4時間1分52秒(5km36:40)
あと少しあと少し、ゴールはすぐだよ~との声援が大きくなる。あと2kmで膝の痛みから解放される。土踏まずの痛みから解放される。右足首にも安らぎを与えられる。いろんな痛みに耐えながら走り続けた。練習で膝を痛めて走れなかった日々、焦りと不安で無理をして走りまた膝を痛くした日々、夏に他界した母親の思い出、正月の怪我、夢中で完走したシティーマラソン福岡のゴール。そして昨年のこの大会で走ったハーフマラソン、その後に「完走できなくたっていいじゃない。気楽に楽しもうよ」とフルマラソンに挑戦する気持ちを奮い立たせてくれた友、頑張ってねとメールで送りだしてくれた妻。完走してこいよ、ゴールは遠いぞ~、死んでこいよ~などと勝手なこと言って励まし送り出してくれた同僚たち。そして今日の大会でいろいろお世話になったボランティアの人達、沿道のたくさんの声援などなどが頭をよぎる。

 一段と声援が大きくなり、いろんな思いは吹っ飛んでしまった。最後は無心で走る。誰にともなく手を挙げ声援に応えゴールのアーチを走り抜けた。

4時間18分55秒、ネットタイム4時間16分1秒!
終わってみれば膝を痛める前に掲げた目標「4時間30分以内」を達成することができた。
途中で一瞬夢見た「サブフォー達成!」は儚い泡と消えたが、満足する初のフルマラソンであった。すぐに妻に電話する。「終わったよ。完走できた」「…良かったねえ凄い!お疲れ様」とねぎらいの言葉をもらった。走れない日々を「無理しないでね。今まで練習してきたから走れるよ」と励ましてくれた妻、遠く離れていても完走の感動を共有することができた。電話の後、ちょっと嬉しくて目頭が熱くなった。

最終章 大会終えてへ続く
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