子持山
2018年1月31日
子持山
寒波襲来で大雪になったり風が強い、寒い…
そんな毎日だったので、赤城山に登って以来、半月ぶりの山歩きです。
谷川岳行こうかな、それとも黒斑山とも思ったが、予報では風が強いとのこと。
では、低山でも展望を満喫できる子持山にしようと決定。

この山に登るのは、4回目となる。
最後に登ったのは2003年、やはり雪のある時期だった。
この山の魅力は、そびえたつ屏風岩や獅子岩の景観、その上に立った時の素晴らしい展望と高度感。
そして、気持ちよい尾根歩きです。

今回は途中の林道が崩落のため工事中で、子持神社から歩くことにした。
以前は、7号橋付近まで車で入れたが…

3号橋過ぎの崩落個所は道路もだいぶ補修されていたが、その先はまだ全く手つかず状態。
多分7合目迄の林道開通はもう無理かもねという感じだった。
長~い林道歩きです。
登山道に入る前にいい準備運動になったかな?

まずは屏風岩を目指す。
雪のある太鼓橋を慎重に通過、岩の基部に到着。
見上ると首が痛くなるほどそそりたった岩峰。

そして屏風岩手前でちょっと緊張する積雪した斜面。
さらっとした雪でアイゼンも効きそうにない。
しっかり立ち木とロープにつかまりながら登る。
この先もな同じ様なところが時々出てきたが、やはり下りのほうが緊張した。

鎖と梯子で登るが、最後の岩は雪がついており危険を感じたのでパス。
わずか1mほどだが、そこに登らなくても展望はばっちりです。
そびえたつ獅子岩、格好いいねえ!

その先の小さな岩峰、やはり雪がついていたが、右側には雪がない。
岩の出っ張りを手掛かりに登ることができた。
でも下りは足元が見えず怖かった~

途中何か所か見晴らしの良い場所がある。
どこから眺めてもそそりたつ獅子岩は立派だ。
あの上に立つのかあと思うと緊張します。

獅子岩への登りは、やはりアイゼンも効きそうにない雪の付いた斜面。
最後はでっかい鎖のはしご、そして雪の付いた大きな岩を2本の鎖で登ると獅子岩てっぺんです。

端っこのほうから登ってきた方面を眺める。
すごい高度感!

そして赤城や上州武尊、日光の山々、浅間山の展望が素晴らしい。
富士山も見えます。

獅子岩から眺める子持山はまだまだ遠く感じる。
さあ、頑張ろう!

獅子岩からは元の道に戻らず尾根道を行くが、急な斜面の下りは手ごわかった。
今日一番の緊張する場所…

雪に隠された岩、このあたりかなと足を置くとずるっと滑る…
アイゼンは効きそうになく、慎重に足場を選び立木等につかまりながら下る。
無事下れてほっと胸をなでおろす。
一瞬ロープ出そうかなと思ったが強引にそのまま降りたのはちょっと反省かな?
単独だからより慎重にしなくっちゃやばいよね(*_*;

あとは危険な個所もなく、山頂着。
所々木々に遮られているが、そこそこ展望を満喫できます。

先日噴火した草津白根方面山、穏やかに見えるんですが山は怖いねえ。

真っ白な谷川岳、時々雪煙が待っているような感じもします。
日光方面は雲も少なくばっちりと見えています。
今日の予報では風が強いとなっていたが山頂は全く無風
暖かい~って感じです。

暖かいカップラーメンを食べた後は、アマチュア無線で交信です。
最近山頂から交信するのが楽しい。
430Mhz帯でCQを出し3局と交信できました。
そのうち1局は先日赤城の黒檜山でも交信していただいた局長さんでした。
おっと、のんびりしすぎたかな?予定より1時間ほど遅くなってしまった…

下山は、柳木ケ峯から浅間方面経由です。
大ダルミへの下りは急降下!

幸い日当たりが良く雪の無いのが救いです。
愛嬌のある石祠を過ぎ、浅間へのきつい登り返し…
雪の付いた斜面は結構疲れます。

浅間に到着し一休み。
この先、炭釜から5号橋へ下るか、仏岩方面へ下るか、どっちにしようと思案する。
山頂では予定よりかなり遅れていたが、下りはかなり速いペースで下ってきた。

単調な林道歩きは面白くなさそうだし…
積雪の状況やコース、体力、日没を考慮しても残りも順調に下れるだろう。
よし、気持ちよい尾根歩きの仏岩コースで下山することにしよう。
hiroにB案(仏岩コース)で下る旨連絡する。

途中木々の間から獅子岩の景色を眺めながら下る。
こちらから見ると獅子には見えないけど、そそりたつ岩峰はやはりすごいね。
ソゲ石を過ぎると日当たりも悪くなり雪が多くなったが、それでもくるぶし位。

このくらい雪があったほうが歩きやすい。
途中からうっそうとした薄暗い杉林の下り、林道を横切りほどなく子持神社の駐車場に到着した。

誰にも出会わない静かな子持山でした。
積雪は少なかったが、それが余計歩きにくく感じたし、時間や体力を消耗した感があります。
岩場や斜面に中途半端にある雪、要注意です。
今回アイゼンは6本爪を持参したが使用しなかった。
しかし、雪の状況や凍結具合によっては面倒くさがらず、こまめに脱着が安全かと思います。
アルバムです ↓
行程 9.73km、6時間50分
子持神社駐車場9:08→屏風岩→しし岩11:44→12:40子持山13:45→浅間山14:44→炭釜15:06→15:58神社
子持山
寒波襲来で大雪になったり風が強い、寒い…
そんな毎日だったので、赤城山に登って以来、半月ぶりの山歩きです。
谷川岳行こうかな、それとも黒斑山とも思ったが、予報では風が強いとのこと。
では、低山でも展望を満喫できる子持山にしようと決定。

この山に登るのは、4回目となる。
最後に登ったのは2003年、やはり雪のある時期だった。
この山の魅力は、そびえたつ屏風岩や獅子岩の景観、その上に立った時の素晴らしい展望と高度感。
そして、気持ちよい尾根歩きです。

今回は途中の林道が崩落のため工事中で、子持神社から歩くことにした。
以前は、7号橋付近まで車で入れたが…

3号橋過ぎの崩落個所は道路もだいぶ補修されていたが、その先はまだ全く手つかず状態。
多分7合目迄の林道開通はもう無理かもねという感じだった。
長~い林道歩きです。
登山道に入る前にいい準備運動になったかな?

まずは屏風岩を目指す。
雪のある太鼓橋を慎重に通過、岩の基部に到着。
見上ると首が痛くなるほどそそりたった岩峰。

そして屏風岩手前でちょっと緊張する積雪した斜面。
さらっとした雪でアイゼンも効きそうにない。
しっかり立ち木とロープにつかまりながら登る。
この先もな同じ様なところが時々出てきたが、やはり下りのほうが緊張した。

鎖と梯子で登るが、最後の岩は雪がついており危険を感じたのでパス。
わずか1mほどだが、そこに登らなくても展望はばっちりです。
そびえたつ獅子岩、格好いいねえ!

その先の小さな岩峰、やはり雪がついていたが、右側には雪がない。
岩の出っ張りを手掛かりに登ることができた。
でも下りは足元が見えず怖かった~

途中何か所か見晴らしの良い場所がある。
どこから眺めてもそそりたつ獅子岩は立派だ。
あの上に立つのかあと思うと緊張します。

獅子岩への登りは、やはりアイゼンも効きそうにない雪の付いた斜面。
最後はでっかい鎖のはしご、そして雪の付いた大きな岩を2本の鎖で登ると獅子岩てっぺんです。

端っこのほうから登ってきた方面を眺める。
すごい高度感!

そして赤城や上州武尊、日光の山々、浅間山の展望が素晴らしい。
富士山も見えます。

獅子岩から眺める子持山はまだまだ遠く感じる。
さあ、頑張ろう!

獅子岩からは元の道に戻らず尾根道を行くが、急な斜面の下りは手ごわかった。
今日一番の緊張する場所…

雪に隠された岩、このあたりかなと足を置くとずるっと滑る…
アイゼンは効きそうになく、慎重に足場を選び立木等につかまりながら下る。
無事下れてほっと胸をなでおろす。
一瞬ロープ出そうかなと思ったが強引にそのまま降りたのはちょっと反省かな?
単独だからより慎重にしなくっちゃやばいよね(*_*;

あとは危険な個所もなく、山頂着。
所々木々に遮られているが、そこそこ展望を満喫できます。

先日噴火した草津白根方面山、穏やかに見えるんですが山は怖いねえ。

真っ白な谷川岳、時々雪煙が待っているような感じもします。
日光方面は雲も少なくばっちりと見えています。
今日の予報では風が強いとなっていたが山頂は全く無風
暖かい~って感じです。

暖かいカップラーメンを食べた後は、アマチュア無線で交信です。
最近山頂から交信するのが楽しい。
430Mhz帯でCQを出し3局と交信できました。
そのうち1局は先日赤城の黒檜山でも交信していただいた局長さんでした。
おっと、のんびりしすぎたかな?予定より1時間ほど遅くなってしまった…

下山は、柳木ケ峯から浅間方面経由です。
大ダルミへの下りは急降下!

幸い日当たりが良く雪の無いのが救いです。
愛嬌のある石祠を過ぎ、浅間へのきつい登り返し…
雪の付いた斜面は結構疲れます。

浅間に到着し一休み。
この先、炭釜から5号橋へ下るか、仏岩方面へ下るか、どっちにしようと思案する。
山頂では予定よりかなり遅れていたが、下りはかなり速いペースで下ってきた。

単調な林道歩きは面白くなさそうだし…
積雪の状況やコース、体力、日没を考慮しても残りも順調に下れるだろう。
よし、気持ちよい尾根歩きの仏岩コースで下山することにしよう。
hiroにB案(仏岩コース)で下る旨連絡する。

途中木々の間から獅子岩の景色を眺めながら下る。
こちらから見ると獅子には見えないけど、そそりたつ岩峰はやはりすごいね。
ソゲ石を過ぎると日当たりも悪くなり雪が多くなったが、それでもくるぶし位。

このくらい雪があったほうが歩きやすい。
途中からうっそうとした薄暗い杉林の下り、林道を横切りほどなく子持神社の駐車場に到着した。

誰にも出会わない静かな子持山でした。
積雪は少なかったが、それが余計歩きにくく感じたし、時間や体力を消耗した感があります。
岩場や斜面に中途半端にある雪、要注意です。
今回アイゼンは6本爪を持参したが使用しなかった。
しかし、雪の状況や凍結具合によっては面倒くさがらず、こまめに脱着が安全かと思います。
アルバムです ↓
行程 9.73km、6時間50分
子持神社駐車場9:08→屏風岩→しし岩11:44→12:40子持山13:45→浅間山14:44→炭釜15:06→15:58神社
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こんばんは。
子持山面白そうですね、岩に雪が少し付いているのが一番怖いですね、登りより下りの方が危ないですね。屏風岩は怖そうですね、屏風岩の根本から獅子岩の下まで行けるらしいですがまだ行った事が有りません。子持山山頂直下の岩場、大ダルミの下りも怖そうです、ノーアイゼンですごいですね。浅間山の方まで行った事がないのですが林道が通れないと神社に下らないとですね。私は山名だけ書いて出かけますが、コース変更を連絡するなんて見習わなくてはです。
子持山面白そうですね、岩に雪が少し付いているのが一番怖いですね、登りより下りの方が危ないですね。屏風岩は怖そうですね、屏風岩の根本から獅子岩の下まで行けるらしいですがまだ行った事が有りません。子持山山頂直下の岩場、大ダルミの下りも怖そうです、ノーアイゼンですごいですね。浅間山の方まで行った事がないのですが林道が通れないと神社に下らないとですね。私は山名だけ書いて出かけますが、コース変更を連絡するなんて見習わなくてはです。
夢創歩さん、こんばんわ
大ダルミへの下りではほとんど雪がなかったので問題なしでした。
しし岩や屏風岩辺りはちょっとやばかったなと思います。
もう少し雪がついてくれたら歩きやすいんでしょうが。
計画書は、予定変更が懸念される場合B案くらいまで作成し家に置いておきます。
電話さえ繋がれば変更確定した時点で連絡入れるように心がけてます。
大ダルミへの下りではほとんど雪がなかったので問題なしでした。
しし岩や屏風岩辺りはちょっとやばかったなと思います。
もう少し雪がついてくれたら歩きやすいんでしょうが。
計画書は、予定変更が懸念される場合B案くらいまで作成し家に置いておきます。
電話さえ繋がれば変更確定した時点で連絡入れるように心がけてます。