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思い出の日光白根山

2016年9月30日

日光白根山

日光白根山は、大好きな山です。
谷川岳の次に数多く歩いたかなっていう感じですが…
今回は、思うところがあって長文のレポです。

20160930nka.jpg

その大好きな山で、あわや遭難?と窮地に陥った思い出の山です。
自分では遭難と思っていなかったが、家族や他の人から見れば間違いなく「遭難」。

思い起こせば、あれは17年前の冬…
下山時にホワイトアウトで道に迷い、自分がどこにいるかわからず、日も暮れてきた。
深い雪に阻まれ、歩くのも困難状態。
古いテープも時々見かけたので、夏なんかは歩かれてる道かも?などと思いながらあっちウロウロこっちウロウロ…
もうだめだ。このままではますます迷ってしまう
これ以上歩くのは危険と、途中で見つけておいた穴に戻り一夜を明かす。

nka.jpg
↑黒いところが入り口

翌朝は快晴。地図で所在地を確認し急いで下山する。
ほぼ下りきったスキー場の上部で、家族から連絡を受けた県警捜索隊と遭遇。
「○○さんですか?」「はい」
いやあ、いろんな人に迷惑かけちゃったなあと反省。
慣れた登山道と侮って、視界も全くないのに、地図も確認せず思い込みで歩いたのが原因でした。

後日、日光警察署にお礼に伺う。
「いやあ、無事でよかったですねえ。実は昨日も、二人連れが遭難し救助されたんですよ」
「あなたのことも載ってますよ。ほら」と新聞記事を見せてくれた。
記事には、男女の遭難経緯と救助の状況、そして文末に「先日も群馬県会社員男性が…」と書かれていました。(*_*;
記念にどうぞと記事のコピーを戴きました。

nikkoukirokub.jpg

翌年夏…
お世話になった岩穴にお礼をしようと再訪する。
途中、「あれっ?何かな」と藪の中に何かを発見。
近寄って確認すると、なんと半ば白骨化した死体のようです。
遭難者かな?

小高いところに出てHiroに状況を携帯で連絡。
携帯は電波不安定。アマチュア無線に切り替えhiroと交信。
hiroは交信内容を日光警察と電話で状況を話す。
翌日、警察の捜索隊と合流し、現場へ案内。
昨年冬に遭難したんだろうと思われる遭難者と判断された。
「ところで、なんでこんな登山道でもないところを歩いてたんですか?」と質問を受ける。
「実は、昨年冬に…」と説明。
「ああ、あの時の…私もあの時に捜索隊のメンバーだったんですよ」とのこと。

そんなトラブルを起こしてしまった思い出の山です。
大好きな山ですが、そんなこともあり、その後はやはり少し敬遠していた山です。

それ以後、そのトラブルを教訓に安全登山に徹してきました。
自分では、もうその時のトラウマもなくなり、紅葉も綺麗な時期かなと、久しぶりに歩きたくなりました。
hiroは「え~日光白根?大丈夫?」とまだまだ悪いイメージが残っていました。
雪もないし、天気もいいし、コースも楽なコースだからと説明。
「行ってらっしゃ~い。気を付けてね」と送り出してもらった。

nsirane20160930.jpg
↑クリックで大きくなります

今回歩くのは、金精峠から前白根、奥白根、五色沼をぐるっと回って金精峠へと下山するコース。
金精トンネル近くにある駐車場は、ほぼ満車状態。平日なのに多いですねえ。
ようやく晴れたんで、どっと登山者が繰りだしたのかもねと、隣に停めた方と話す。
紅葉は金精山の中腹あたりが一番きれいだったかな?
とんがったピークへの急登を頑張る。

20160930nkb.jpg

頂上からちょっとわかりにくい樹林帯をいったん下って、湯元からの道と合流する「国境平」に到着。
ここからまた登りが続き、五色山に到着です。
眼前にど~んと聳える奥白根が五色沼を前景に美しい姿を見せる。
いやあ、懐かしいですねえ。

20160930nkc.jpg

沼の向こうには避難小屋が見える。
今日は見晴らし抜群。
小屋のず~っと奥…
あっち方面に迷い込んだんだなあと、17年前のことが思い起こされた。
視界が良ければ、なんだあのあたりかというほどあっけない場所…
でも積雪や風、視界ほとんどなし、トレースなしの状態、何度も歩いた山という過信…
山を侮ってはいけませんね。あらためて反省した次第です。

五色沼への分岐を直進し、前白根山に到着。
風が強い!
それほど気温は低くないと思うが、強風で体感温度はかなり冷たく雨具を着用する。
コースタイムを確認しようと、地図を出そうとしたら、突風で登山届控えと25,000分の1地図が吹き飛ばされてしまった。
あれ~と、つかもうとしたが風には勝てず…
一瞬で見えないところまで飛んで行ってしまった。

20160930nkd.jpg

山にごみを増やしてしまったなあ…
個人情報載ってるし大丈夫かなあと心配したが、紙なんでそのうち雨風で消滅するだろうと自分を納得させる。
登山用の地図はもう一つ持っているんでちょっとは安心。
避難小屋方面へ下る。
小屋の前でシカと遭遇。
人慣れしてるのか全然逃げず目を楽しませてくれた。

20160930nke.jpg

この辺りも紅葉が綺麗でした。
わずかで奥白根への分岐に到着。

20160930nkf.jpg

この分岐をまっすぐ行けば、17年前へとタイムスリップできます。
途中までは歩きやすく広い場所もあって気持ち良いところだったなあ。
お礼登山で訪れた時には多くの花が咲いていたなあ。
あの時は結構焦って道なきところをウロウロしたなあと、つい最近のように思いだした。
また改めていってみようかなと思い、今日は登山届通り山頂を目指す。

20160930nkg.jpg

厳しい登りを終えると眼前に山頂が見えた。
沢山の登山者でにぎわっています。
だだっ広いところは視界のないときは迷いやすそうなところですねえ。
用心用心。
幸い今日は視界はばっちり。
遠くに富士山が見える。

20160930nko.jpg

いやあ、いい景色だなあと一休みしていると二人連れの男性と遭遇。
「こっちかな?いやこっちでしょう。そうかなあ…」と不安げな二人。
ロープウエイで登ってきたようで、そちらに戻る予定らしいが、避難小屋へ下ろうとしている。
小屋方面に下って五色沼、弥陀が池経由で行けなくもないが…
聞くとその予定はないという。地図も持ってないそうだ。
地図を見せ、ロープウエイ方面への道を説明する。
「やっぱりこっちだったかあ」と安堵の様子。
気を付けてと見送り、山頂へ向かう。

20160930nkh.jpg

山頂からは素晴らしい展望。
眼下には五色沼が美しい。
山頂付近は、団体さんでにぎわっており、少し移動した静かな場所でお昼にする。
以前の自分の失敗を思い起こし山頂付近を眺めると、意外にわかりにくい山だなあと改めて思った。
ロープウエイへのコース、弥陀が池へのコース、避難小屋へのコースとあるが、この日も「あれっこっち?」という人を数人見かけた。
視界がなく、トレースが吹き飛ばされた雪山ともなればなおさらだ。
改めて今後の安全登山を心に誓った次第です。

20160930nki.jpg

下山は弥陀が池方面へ。
厳しい岩場の下りです。
途中男女の二人連れと遭遇。女性が結構苦労しながら岩場をよじ登っている。
男性は下から「そうそう、そっちに足をかけて」などと声をかけていた。
クライミングしてるのかなあと思ったが、格好からして普通の登山者だ。
「そっちはコースじゃないですけど…」と声をかける。
「え~っ、そうですかあ。登りにくいと思った~」と引き返し始めた。
岩場は登るより降りる方が大変だ。「足が届かないよ~」と苦労してたが無事にコースに戻ることができた。

辛い登りが続くとどうしても顔は下向きとなる、まして足元は不安定なガレ場。
コースの全体を見てないとついつい登ってしまいそうな場所。
岩場などに慣れてる人であれば強引に登って上の方で正規のコースに合流するようだが、用心用心…

20160930nkj.jpg

弥陀が池に到着。あたりの紅葉はもう少しといったところかな?
少し登っていったん下り五色沼に到着。
気持ちいいところですねえ。しばし休憩し、ぼ~っとコーヒータイム。
すると、突然バイクが走るような音が聞こえてきた。
道路からの音がここまで聞こえるのかあ…静寂な沼の雰囲気がちょっと乱された感じ。

20160930nkk.jpg

音のする方向を見ると、沼から少し離れた紅葉した樹林の上をドローンが飛んでいた。
ドローンで紅葉を撮影しているようです。
上部から眺める紅葉も綺麗だろうなあ。
写真好きな我輩もドローンで山の景色を撮影したいなあと以前から思っていた。
でも、あんな音がするんじゃなあ…

20160930nkm.jpg

以前尾瀬を歩いた時、小屋の資材を運ぶヘリコプターが何度も何度も尾瀬ヶ原の上空を飛んでいたことを思い出した。あれは相当うるさかった…
静寂そして爽やかな尾瀬ヶ原の風情がそれでぶっ壊された気分だった。
それに比べればドローンの音は静かなもんだなとは思ったが…

気持ち良い五色沼、いつまでも眺めていたい景色だ。
でも、そろそろ下山しなくっちゃね。
沼のほとりを半周し、五色山へ上り返す。

20160930nkl.jpg

この頃から空は曇り空となってきた。
男性数人が休んでいた山頂に到着。
もう一度五色沼と白根山を眺め、金精峠へと戻る。

20160930nkn.jpg

簡単なコースと思っていたが、意外と歩きがいのあるコースだった。

アルバムです↓


駐車場7:32→金精山8:36→五色山9:16→前白根山9:46→避難小屋10:16→11:15奥白根山12:10→弥陀が池12:44→13:05五色沼13:40→五色沼14:23→駐車場15:42

今回は、以前の失敗を思い起こしながらの登山だった。
山には道迷い、転落、墜落、滑落、落石、熊、天気の急変、突然の病気等など危険がいっぱい。
そんな危険を常に自覚し、今後も安全に山を楽しんでいきたいなあと改めて思った一日でした。
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