阿弥陀岳(前編)
2016年8月15日(雨のち晴れ)~16日(晴れ)
阿弥陀岳(前編)
Nさんと久しぶりの、テント泊山歩き。
予定は15日行者小屋テン場でテント設営後赤岳往復。
16日は、阿弥陀岳に登頂後、御小屋尾根で美濃戸へ下山です

↑クリックで大きくなります
あいにく天気予報は最悪。でも、山は行ってみないとわからない。
とりあえず登山口まで行ってみましょうと、美濃戸口をめざす。
群馬方面から美濃戸口は遠いねえ…
八ケ岳の山々をグルッと回り込まなくちゃ行けません。
Nさんと我が家で合流し、出発。
遠いねえ~と思っていた美濃戸口だが、3時間ちょっとで到着。
駐車場は2日間で千円です。

雨は降っていないがどんよりとした空。
今にも雨が落ちてきそうです。
南沢分岐までは約1時間の林道歩き。
軽量化したつもりだが、中々の重さ。17kgほどあります。
Nさんは15kgもなさそうな感じ。
我輩と同じようなものを持参してるようだが、なんで~と不思議です。
いつもNさんのパッキングには感服するばっかりです。

美濃戸山荘で一休み
スイカ1切れ500円。生ビール700円…
魅力的ですが、まだ歩き始めたばっかり。
無料の水で喉を潤し南沢からいよいよ登山道に入る。
苔むした森、中々いい雰囲気です。

ポツポツと雨…
やはり降ってきました。
樹林帯の中は風もなく、木々で雨の勢いも弱いため傘をさして歩きます。
雨具を着ても蒸れるし、夜、寒かったら防寒具にもなる雨具は濡らしたくないもんね。

蒸し暑い!ザックが重い…
雨は止む気配はなし。時折強く降ります。
これじゃ赤岳は無理かもね。
雨の中、テント設営は嫌だなあとちょっとテンション下がります。

美濃戸山荘から3時間弱で行者小屋到着(13時25分)
いやあ、なんか疲れました。さて赤岳は…
この雨じゃ無理だねと赤岳登頂は断念。
と雨宿りしている人たちが多数。
雨が止まないなら小屋の素泊まりに変更する?う~ん、6千円は痛いなあ…
雨さえ降らなきゃテント張ってしまうんだけどなあ。
もう少し様子見ましょう。15時まで待って止まなかったら小屋かな?
14時半を過ぎた。もうだめかな?
やはり小屋泊まりかな?とだいぶ心が傾いた。

15時前、なんか空が明るくなってきた。
雨も小降りとなり、そしてほどなく止んだ。
良し、この間にテント張ってしまいましょう!
急いでテント設営。
時折、大同心や横岳方面が見え隠れします。青空もちらほら!
その後転機はみるみる回復し、赤岳がその姿を現した。

いやあ、雨の中登ってたら素晴らしい展望に出会えたね。
でも無理しちゃいけません。のんびりビールでも飲みましょう。
阿弥陀岳方面にヘリコプターが見えます。
そのうち、物々しい格好をした屈強な男性たちが到着。
遭難救助隊でした。
阿弥陀岳の上りで滑落した模様。ヘリで救助し病院へ搬送したとのこと。
阿弥陀岳方面へ行った救助隊が遭難者の同行者を連れて戻ってきたようです。

小屋前のベンチで晩御飯。
今日のメニューは「麻婆茄子」。我ながら中々うまくできました。
準備してきた野菜や肉を炒め「麻婆茄子の素」を混ぜるだけですが(*_*;
これがちょっぴり辛くて、ビールに合うんですねえ。

持参してきた缶ビール2本はあっという間になくなった。
あとは、ウイスキーのお湯割りを嗜みましょう。
途中ちょっと雲行きが怪しくなる。
雨が降るかな?って感じになったが、持ちこたえてまた青空!

いやあ、飲んだ!
静かに夜が更けていく雰囲気を楽しみながら飲む。
これこそテント泊の楽しみですねえ
赤岳頂上方面が光ってる。月明りでした。なかなかいい感じ。
さて寝ましょうか?明日も張れたらいいね。

夜中、トイレに行きたくなって目が覚める。
「すごく星が綺麗だよ~」と、隣のテントから声が聞こえる。
空を見上げる。
綺麗です!
早速星空撮影だあと意気込んだが、残念ながら雲が出てきて星は見えなくなった…
後編へ続く
阿弥陀岳(前編)
Nさんと久しぶりの、テント泊山歩き。
予定は15日行者小屋テン場でテント設営後赤岳往復。
16日は、阿弥陀岳に登頂後、御小屋尾根で美濃戸へ下山です

↑クリックで大きくなります
あいにく天気予報は最悪。でも、山は行ってみないとわからない。
とりあえず登山口まで行ってみましょうと、美濃戸口をめざす。
群馬方面から美濃戸口は遠いねえ…
八ケ岳の山々をグルッと回り込まなくちゃ行けません。
Nさんと我が家で合流し、出発。
遠いねえ~と思っていた美濃戸口だが、3時間ちょっとで到着。
駐車場は2日間で千円です。

雨は降っていないがどんよりとした空。
今にも雨が落ちてきそうです。
南沢分岐までは約1時間の林道歩き。
軽量化したつもりだが、中々の重さ。17kgほどあります。
Nさんは15kgもなさそうな感じ。
我輩と同じようなものを持参してるようだが、なんで~と不思議です。
いつもNさんのパッキングには感服するばっかりです。

美濃戸山荘で一休み
スイカ1切れ500円。生ビール700円…
魅力的ですが、まだ歩き始めたばっかり。
無料の水で喉を潤し南沢からいよいよ登山道に入る。
苔むした森、中々いい雰囲気です。

ポツポツと雨…
やはり降ってきました。
樹林帯の中は風もなく、木々で雨の勢いも弱いため傘をさして歩きます。
雨具を着ても蒸れるし、夜、寒かったら防寒具にもなる雨具は濡らしたくないもんね。

蒸し暑い!ザックが重い…
雨は止む気配はなし。時折強く降ります。
これじゃ赤岳は無理かもね。
雨の中、テント設営は嫌だなあとちょっとテンション下がります。

美濃戸山荘から3時間弱で行者小屋到着(13時25分)
いやあ、なんか疲れました。さて赤岳は…
この雨じゃ無理だねと赤岳登頂は断念。
と雨宿りしている人たちが多数。
雨が止まないなら小屋の素泊まりに変更する?う~ん、6千円は痛いなあ…
雨さえ降らなきゃテント張ってしまうんだけどなあ。
もう少し様子見ましょう。15時まで待って止まなかったら小屋かな?
14時半を過ぎた。もうだめかな?
やはり小屋泊まりかな?とだいぶ心が傾いた。

15時前、なんか空が明るくなってきた。
雨も小降りとなり、そしてほどなく止んだ。
良し、この間にテント張ってしまいましょう!
急いでテント設営。
時折、大同心や横岳方面が見え隠れします。青空もちらほら!
その後転機はみるみる回復し、赤岳がその姿を現した。

いやあ、雨の中登ってたら素晴らしい展望に出会えたね。
でも無理しちゃいけません。のんびりビールでも飲みましょう。
阿弥陀岳方面にヘリコプターが見えます。
そのうち、物々しい格好をした屈強な男性たちが到着。
遭難救助隊でした。
阿弥陀岳の上りで滑落した模様。ヘリで救助し病院へ搬送したとのこと。
阿弥陀岳方面へ行った救助隊が遭難者の同行者を連れて戻ってきたようです。

小屋前のベンチで晩御飯。
今日のメニューは「麻婆茄子」。我ながら中々うまくできました。
準備してきた野菜や肉を炒め「麻婆茄子の素」を混ぜるだけですが(*_*;
これがちょっぴり辛くて、ビールに合うんですねえ。

持参してきた缶ビール2本はあっという間になくなった。
あとは、ウイスキーのお湯割りを嗜みましょう。
途中ちょっと雲行きが怪しくなる。
雨が降るかな?って感じになったが、持ちこたえてまた青空!

いやあ、飲んだ!
静かに夜が更けていく雰囲気を楽しみながら飲む。
これこそテント泊の楽しみですねえ
赤岳頂上方面が光ってる。月明りでした。なかなかいい感じ。
さて寝ましょうか?明日も張れたらいいね。

夜中、トイレに行きたくなって目が覚める。
「すごく星が綺麗だよ~」と、隣のテントから声が聞こえる。
空を見上げる。
綺麗です!
早速星空撮影だあと意気込んだが、残念ながら雲が出てきて星は見えなくなった…
後編へ続く
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